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先日、竹中大工道具館に行ってきました。
竹中大工道具館は、竹中工務店が1984年開館した歴史ある企業博物館。
設計から施工まではもちろん竹中工務店で行っています。
リニューアルする前の2010年、2013年頃に一度行ったコトがあるのですが、当時はあまり興味が湧かなくて流し見程度にしか見ていませんでした。
そして2014年にリニューアルし新館がオープンしたことを友人からの話で聞いていましたが、当時は名古屋に住んでいたのでわざわざ行くのもめんどくさいなーという感じでスルー。
リニューアルから4年近く経ち、過去の写真を整理していたときに思い出したので、今回足を運んでみることに。
僕の思い出の中にあるイメージとは違い、かなりキレイになっていて驚きました。
今回は写真をたくさん撮ってきたので、写真メインでお送りします!
まずは外をぐるりと周ります。
まずはアプローチから。
竹中大工道具館の看板が見えます。
緑に囲まれた自然豊かな場所です。威厳の感じる門構えですね。
入館料は大人500円、高校生や大学生なら300円で入れちゃいます。
中には美しい庭園の緑が広がります。
建物の入口部分。
建物エントランスの横通路からの写真
個人的にはこの写真が一番好きですね!
先ほどの写真にあった通路を抜けると大きく開けたスペースがあります。
ここは何かイベントなどがあるときに使われるのでしょうか。
ここは休憩室に向かうための通路。
雰囲気がありますね。
僕が田舎育ちなので敏感なだけかもしれませんが、自然が豊かで緑が多く、建物にもふんだんに木が使われているので森の香りというか自然の中にいる香りがします。
休憩室の外にあるイスから撮影。
目の前には枯山水。
面積は狭いですが、たったこれだけでも和の感じや日本人的な風情を感じますね。
続いて中へ。
外にくらべて中は地下まで続き、かなり広いです。
1階はロビーや企画展示、地下は常設展示となっています。
ちなみに写真撮影はOK。フロアの構成は、
・1階はロビー
・B1Fは常設展示スペース
・B2Fは常設展示スペース+木工体験
となっています。
今回は展示スペースをメインに写真を撮影しています。
B1F
模型や実物の展示が多く、道具の歴史や映像資料もふんだんに用意されています。
一つずつ見ていくと丸一日かかるぐらいにボリュームがある博物館です。
実際に触ったり、体験できる設備が多いのも特徴。
見ることよりも体験に比重を置いているので、お子さんが居る方やカップルでも話が弾むのではないでしょうか。
ところ狭しと道具や加工技術の説明が。
僕は土曜日に言ったのですが、外国人や年配の方が多く来ていました。
館内ではここが一番人気の場所だったと思います。
整然と並べられた道具にみなさん夢中でした。
B2F
B2Fも展示スペースがありますが、木工制作体験ができる場所もあります。
今回は多くて混雑していたので省きますが、木工制作なんて小中学校の授業以来やってないという人も多いのではないでしょうか。
そういった体験もできる貴重な博物館ですね。
唐招提寺(奈良県)にある金堂の原寸大模型。
下からあおりで撮ると迫力がありますね。
カンナで削られた木くずが並んでいます。
一個ずつ手触りや香りも違い、個人的には館内ではここが一番お気に入りです。
様々な木目が並んでいます。
僕も木材についての知識はあまりないので、勉強になりました。
限定グッズ。
木でできた栞を購入しました。
今までの人生で栞を買ったことは無かったのですが、書店でついてくる紙よりも満足感がありますね。
表面にはTAKENAKA CARPENTRY TOOLS MUSEUMの文字。
使用イメージ
最近はiPadで本を読むことが多いのですが、紙の本もいくつかお気に入りがあります。
お気に入りの本にはちゃんとした栞を使っていきたいですね。
この記事のまとめ。
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どうでしょう。雰囲気は伝わりましたか?
今回は写真をメインに記事にしてみました。
ちなみに大工道具を収集・保存することを目的としている日本唯一の博物館とのこと。
建築物も美しいのですが、自然の香りや豊かな緑が印象的でした。
建築や木材、大工道具の世界に興味のある方は行ってみてはどうでしょうか。
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竹中大工道具館
・住所
〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1
・最寄り駅
新神戸駅から徒歩約3分
・設計
竹中工務店
・定休日
月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日休み)
・営業時間
09:30〜16:30(入場は16:00まで)
・電話番号
・WEBサイト
https://www.dougukan.jp/
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おそらく日本で一番有名な建築家、安藤忠雄さん設計の美術館。
安藤建築といえば、コンクリートとガラスの近代的な素材を多用した建築が有名。
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神戸を代表する安藤建築。[兵庫県立美術館]