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【Kartell MastersChair(マスターズチェアー) レビュー】フィリップ・スタルクデザインの個性派チェアーです!

248.

こんにちは、248.(@papipepe_mono)です!

 

この記事ではKartellのデザイナーズチェア、MastersChair(マスターズチェアー)を紹介!

僕が好きなデザイナーの1人、フィリップ・スタルクによるデザイン!そして名作チェアを模したアウトラインが特徴的なチェアーです。

 

僕の購入は2016年ごろ、コンランショップで取り寄せして購入した思い出があります。

曲線が多様され優美な印象もあり、カジュアルな感じもありつつラグジュアリーな空間にも合わせやすい。

メタリックからポップな原色系カラーなど色展開も多いので、選ぶ色によっては大きく印象が変わるのも特徴ですね。

 

 

248._プロフィール写真248.

この商品の魅力は?

やはり、フィリップ・スタルクによる”っぽさ” を感じるデザインがかっこいい。
またデザイナーズチェアにしては手を出しやすい金額の範囲ですね。
独特な形状でパンチの強い印象もありますが、部屋馴染みが良く使いやすいイスです。

 

 

 

Kartell MastersChair(マスターズチェア)のデザインと使用イメージ。

248.

個性的なスタルクデザインのチェア!

全体のデザインと仕様。

masterschair_全体デザイン2

スタイリッシュな印象もありつつ、カラー的にポップさも感じるプロダクト。

ちなみに4月に大阪に引っ越して、床も壁も白色ベースの家になりました。マスタードカラーが映えますね!

ちなみに今はリプロダクト品(いわゆるジェネリック家具)でも販売されていますが、こちらはKartellの正規品です。

 

主な仕様は下記の通り。

変わった形状ですがスタッキングも4脚まで可能です。

  1. サイズ 幅 57cm、奥行 47cm 高さ 84cm
  2. 重量 約4kg
  3. 素材 ポリプロピレン / 改質ポリプロピレン(メタリックカラーのみ)
  4. カラー展開 ホワイト、ブラック、カッパー、クローム、ゴールド、グレー、オレンジ、セージグリーン、マスタード、チタニウム
  5. 特徴 スタッキング可能(4脚まで)

 

 

Masters Chairのモチーフについて。

masterschair_全体デザイン

まずは全体像から。

このイスを見て気づいた人はイス好きな人に間違いないと思いますが、3人の著名デザイナーが過去に制作した名作イスのアウトラインを重ねたシルエットとなっています。

カンタンに言えば名作イスを3つ合体させたということです!

ベースとなっているイスは、1.シェルチェア(チャールズ&レイ・イームズ)、2.セブンチェア(アルネ・ヤコブセン)、3.チューリップチェア(エーロ・サーリネン)です。

 

 

 

 

masterschair_シェルチェアのアウトライン

赤色に塗った部分が、1.シェルチェア(チャールズ&レイ・イームズ)のアウトライン。

かなり有名なイームズのチェアなので、多くの人が見たことがあるはず。

今ではリプロダクト品もあり、カフェとか飲食店でも多く見ることができますね。

 

 

masterschair_セブンチェアのアウトライン

続いては、2.セブンチェア(アルネ・ヤコブセン)。赤色部分がセブンチェアのアウトラインです。

こちらもリプロダクト品があり、カフェや公共施設などでも見ることができます。

 

 

masterschair_チューリップチェアのアウトライン

最後に、3.チューリップチェア(エーロ・サーリネン)のアウトライン。

モデルになっているのはおそらくアーム付きタイプですね。

本物は一本足の美しい佇まいの清潔さを感じるイス。こちらも先の2つと同じようにリプロダクト品があります。

※正規品の販売が見つかりませんでした。

 

 

MastersChair(マスターズチェア)の細部もチェック。

masterschair_ディテール7

曲線部分が有機的な印象もあり美しい逸品です。

フィリップ・スタルクのデザインといえばもっとユーモアや色気を感じるプロダクトが多いのですが、良い意味で正統派な気がする。

 

 

masterschair_ディテール1

名作チェアのアウトラインだけを意匠にしているので、空間の抜けがあり余白や余裕も感じられますね。

隙間が空いていることで、部屋に置いた時の圧迫感も減ってる感じがします。

また汚れても拭けばキレイになるので手入れも楽ですね。

室内だけでなく、庭やベランダでも使えますよ。

 

 

masterschair_ディテール6

光を当てた時にできる影も好きなんですよね。

イス自体に光沢感はなくマットでしっとりとした質感。

触り心地もサラサラしてます。

 

 

masterschair_ディテール2

masterschair_ディテール3

一体成型のため型の跡や細かな凹凸が見られます。

写真だと筋のように盛り上がっているところですね。これは不良品ではなく仕様となります。

 

 

masterschair_ディテール4

背面には小さくKartellのロゴ。

 

 

masterschair_ディテール5

座面裏にはKartellとフィリップスタルクのロゴが薄っすらと入っています。

また上部にマスターズチェアの線画も見えますね。写真には写っていないですが名作チェア3種の線画も入っています。

 

 

masterschair_脚部

脚の底部は床が傷つかないように処理されています。

ここだけ白色ですが目立つ印象はないです。

お掃除ロボットがガンガンぶつかっているので、脚がちょっと汚れてるなぁ…。

 

 

masterschair_座面

このイスの欠点としては、座面が少し高めなところ。

というのもKartellはイタリアのメーカーなので外国人向けにつくられてるんですよね。

そこまで気になりませんが、足の長さが多少関わってきます。

 

 

僕の使用イメージ。

masterschair_使用イメージ1

ダイニングチェアやガーデンチェアとして使われることも多いようですが、僕は休憩用のイス(主に読書や資料を見る)として使用しています。

気分を切り替えるためにイスを変えているという感じ。

引っ越したばかりでモノがない状態ですが、このイス周辺は休憩用のスペースとして今後モノを増やしていくつもりです。

とりあえず物撮り用のライトをスタンドライト代わりに使用中。

 

 

masterschair_使用イメージ2

座面にクッションなどは置いていないので、少しお尻が滑りやすいかも。

基本的に姿勢が悪いので、気づくと写真のような姿勢になっていることもしばしば。笑

 

 

masterschair_人との大きさ比較

僕は身長171cm。男性の平均身長よりちょっと低いぐらい。

おおよそのサイズ感は分かりやすいんじゃないでしょうか。

 

 

こちらがKartell正規品。

 

座面の高いハイスツールタイプもあります。こちらも正規品です。

Masters Chair ハイスツール

 

そして、このマスターズチェア自体もリプロダクトされています…!

こちらはリプロダクト品。
見た目上はほぼ同じなのでちょっと揃えてみたいなぁ。
スネーキーチェアという名前で出てくるみたいですが、カラー展開が異なります。

バースツールのリプロダクトも。
ハイスネーキーという名称になっています。

 

 

この記事のまとめ。

248.

巨匠デザイナーの思想が詰まったイスです

僕はデザイナーズチェアはこのMasters Chairしかもっていませんが、好きなデザイナーの作品が家にドーンッ!と置いてあるのは気分も上がりますね。

座り心地が特別良いわけじゃないんですけど、ルックスやカラーが気に入ってるので長く使っています。

実家にはその他にもデザイナーズチェアはあるんですが、イスって家のスペースを結構取るじゃないですか。

なので特に気に入っているこのイスだけを、一人暮らしの家に置いているって感じですね。

 

お店などで使用されているのは見たことがないですが、ニクノトリコ六本木店さんでは客席として使われています(カラーはクロームかな)。

参考 ニクノトリコ六本木店BAMBOO MEDIA

店舗デザインの設計は家所亮二建築設計事務所さんとのこと。デザインアワードも受賞されてますね。

参考 厳選焼肉 ニクノトリコ 六本木店 | WORKS | 家所亮二建築設計事務所

 

masterschair_全体デザイン2

KartellのMasters Chair(マスターズチェアー)。

スタルク好きはもちろん、モチーフとなったイームズチェアなどが好きな人にも気に入ってもらえるプロダクトじゃないかなーと思いますね。

 

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Kartell正規品。

ハイスツールタイプ。

Masters Chair ハイスツール

リプロダクト品。

リプロダクトのハイスツールタイプ。

 

 

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