先日、京都市京セラ美術館の特別見学会に参加したので、その様子を記事に。
今回は特別見学会ということで、正式オープンの3/21より約4ヶ月ぐらい早く、内部を見させてもらうことができました。
設計者の一人は、建築家の青木淳さん。
銀座や表参道のルイ・ヴィトン、青森県立美術館などの設計もされているので、名前は知らなくても建築物は見たことある人が多いはず。
ちなみに京都市京セラ美術館の館長も務められていますよ。
設計要項の資料はこちら(PDFファイル)。
参考 京都市京セラ美術館京都市京セラ美術館
写真は広角がiPhone11、そのほかはSIGMA fp(シグマエフピー)で撮影しています。
この記事の内容。
さっそく京都市京セラ美術館を見学。
まずは外観から見ていきます。
まずは外観から。
以前の意匠と大きく変わっていない印象もありますが、スロープとガラス張りの入り口ができているところが大きな変化。
このガラスのファサードは、ガラス・リボンという名称が付いています。
ここがメインエントランスやミュージアムショップ、カフェなどが入る場所ですね。
反対側からも撮影。
基本的にはSIGMAfpで写真を撮るようにしていますが、こういった広角の写真はiPhone11でところどころ撮影しています。
建築物は広角の方がやっぱり撮りやすいなぁ。
地上1階部分の意匠はあまり変わってないですね。
といっても僕もかなり昔に訪れてから来ていないので、記憶はあいまいかも。
これはSIGMA fpのティールアンドオレンジというカラーモードで撮影しているので、他の写真と色味が異なります。
ガラス・リボンの正面に寄ってみました。
正式オープン後もここから中に入る形になります。
スロープは距離はありますが、傾斜はゆるやかなので年配の方でも問題なさそう。
近くには平安神宮の大きな鳥居も。
続いては中央ホールに向かいます。
ガラス・リボンの中から外を見ると写真のような感じに。
天井高は低めですね。
エントランスから入った先の階段を登ると、中央ホールが。
まずは中央ホールで館長でもあり設計者でもある青木淳さん、副館長のお話から。
短い時間でしたが、設計意図や歴史などのお話を聞くことができましたよ。
ここからの館内写真は時系列はごちゃごちゃ。
かなり中は広く、どこがどこか分からなくなってしまい、迷いました…。
バルコニー部分に登るとより開放的な空間が広がります。
このバルコニーはリニューアルの際、新しくつくられた部分となります。
天井の丸い照明器具は元々使っていたものを模して新たにつくり、中をLEDにしているとのこと。
美しい佇まいの螺旋階段。
バリアフリーも考慮して、反対側にはエレベーターが設置されていますよ。
その他展示室などを見ていきます。
ここからは各展示室などを見ていきます。
何も展示物がない美術館というのも結構レアかも。
とにかく空間がめちゃくちゃ広いですね。
天井にはステンドグラス。
こちらの天井は格子状の衣装になってますね。
受付口。
他のお客さんと写真を撮り合う形になってしまった…笑
ぐるぐると通路を巡回していきます。
地下1階+地上2階建て、施設自体も大きいので全体を見るだけでも結構歩きます。
螺旋階段もですが、バルコニー部分の曲線が美しい。
ここは…どこだっけ笑
下の写真は日本庭園に面するガラス張りの通路です。
ガラスの展示室。
美術館に行ったことがある人なら見たことありますよね。
ガラリと雰囲気の変わった場所へ。
ここも広々とした空間が広がってますね。
細かい部分ですが、消火設備はすべてこれで統一されていました。
給水できる場所も。
テラスから街並みや庭園も見えます。
テラスに出ることができます。
ちょうど夕方の時間帯だったので、陽がいい感じに落ちてきてますね。
日本庭園を見下ろす形で眺めることもできます。
風景写真を撮るためのお立ち台のようなものも用意されています。
みなさんここから周辺環境を撮影していましたよ。
お立ち台から撮った写真。
多分広角のレンズなどがあれば広大な風景が撮れるかと。
テラスもぐるりと歩き回ることができます。
周辺は自然も豊かで背の高い建物も少ないので、空も街並みもハッキリと見ることができますね。
外に出て日本庭園も楽しみます。
ここからはテラスから地上に下りて、日本庭園を目指します。
ガラス張りの建築は汚れとか紫外線が入ってくるなどデメリットもありますが、やっぱり美しい。
この時点で5時半ぐらい、かなり暗くなってしまいました。
建築物と空の組み合わせも良き。
広大な日本庭園に着きました。
まだ紅葉はしてなかったですね。
池もあるので水面のリフレクションも楽しめます。
ここで写真を撮る人も多く、フォトスポットの1つですね。
こちらは先ほどの写真と同じアングルで、SIGMA fpのティールアンドオレンジを使用し撮影。
緑が退行し赤みが強くなるので、秋っぽい紅葉風の写真になりました。
おそらく紅葉するとこんな感じになるんじゃないかと。
プロジェクションマッピングも少し見ました。
プロジェクションマッピングが始まると、外には人だかりが。
ここに関しては、見学会に参加していなくても見ることが可能です。
カラーの水玉がブワーってなるやつ。
市長の挨拶もなぜかプロジェクターで建物に映し出されるという、粋(?)な試みも。
プロジェクションマッピングは18時〜20時まで開催されていましたよ。
目玉がぎょろぎょろ。
京都なんで百鬼夜行とか妖怪系の作品もありましたね。
これは忘れました…。
個人的にはプロジェクションマッピングって、その建築物の形状(窪みや窓など)を活かして映像投影するもんだと思っていたので、正直あまり惹かれなかったかなぁ。
全部見ていないので、もしかするとそういう作品やシーンもあったのかもしれません。
水玉がブワー!
あまり興味がなく用事もあったので、30分〜40分ぐらいでこの場を離れました。
この記事のまとめ。
248.
2017年から大規模な改修を行って下り、約2年〜3年の時を経てついに完成!
場所が遠いので頻繁に行くのは難しいですが、正式オープン後にもう一回行ってみようと思います。
オープン後は展示物で室内も埋まっているので、また違う見え方になるはず。
その頃にはカフェやミュージアムショップも営業しているので、次の往訪が楽しみです!
また京都に行くこと自体久々だったので、他にも街の写真も撮ってきています。
ただこの記事も含め写真が多いので、また別記事として公開しますね。
オープンが待ち遠しい京都の新しいシンボル、京都市京セラ美術館。
外観はいつでも見れますが、正式オープンは3/21からなので間違えないように注意してくださいね。
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設計要項の資料はこちら(PDFファイル)。
参考 京都市京セラ美術館京都市京セラ美術館
写真は広角がiPhone11、そのほかはSIGMA fp(シグマエフピー)で撮影しています。