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この記事ではISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)の腕時計 ROKUをレビュー。
Konstantin Grcic(コンスタンチングルチッチ)による幾何学的なデザインが特徴のファッションウォッチです。
機能面に関しては普通の時計で、スポーツウォッチのような機能面の売りは特にありません。
ただ独特の六角形形状やエッジの効いたかっこよさ。シンプルなんだけど少し個性を感じるようなデザイン性に惚れて購入しました。
普段からモノトーンの服装などが好きな人、構築的なデザインが好きな人にはおすすめだと思います。
この商品の魅力は?
100%見た目です。このシャープで力強い感じが好みですね。
僕はスマートウォッチ以外の時計はブレスレットのようなモノだと考えており機能はあまり興味なし。なので見た目が気にいるかが一番のポイント。
機能面に関しては普通の腕時計と同じで、標準的な生活防水や割れにくい堅牢なガラス(SEIKO ハードレックス)を備えています。
現在はスタビライザー付きストラップが付属した限定モデルも発売中です。
ISSEI MIYAKE ROKUのデザインと仕様。
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ROKUの着用イメージとデザイン。
まずは着用イメージから。
独特の形状が目を惹きファッショナブルな印象を受けますね。でもゴテゴテ感はなく品のよさやスタイリッシュな感じ。
角張った形状は力強い印象を受けるので男性的な面もありますが、サイズも大きすぎず小さすぎず(41.7mm)、老若男女問わず使うことが可能です。
使用シーンも服装に関してもあまり選びません。ブラックの場合カジュアルすぎる服装だとちょっと浮くかもしれません。
デザイナーは椅子などのプロダクトデザインで有名な、Konstantin Grcic(コンスタンチングルチッチ)。
このROKUは蜂の巣などのハニカム構造や雪の結晶などの自然界に存在するモチーフからインスピレーションを受け、六角形の形状になったそう。
ROKUと同じ用に幾何学的な形状や角張ったプロダクトを多くデザインされている印象があり、コンスタンチングルチッチがデザインしたモノの中だとCHAIR ONE (チェア・ワン)が好み。
日本国内のプロダクトだと、JINSとのコラボメガネや無印良品のデスクなどのデザインも手がけられていますね。
ISSEY MIYAKEの公式サイトではインタビューも公開されています。
参考 COLUMN ROKU | ISSEY MIYAKE WATCHISSEY MIYAKE WATCH
ROKUの仕様とディテール。
ケースやベルトはブラック、インデックスなどはホワイト。モノトーンの配色がかなりクール。
ダイアル部分までブラックなのがシャープさ、個人的にはこのブラック多めの配色が購入の決め手の1つです。
六角形でモノトーンだとよりシャープな印象が増しますね。また円形に比べてサイズ感は小さく見えます。
光に当たったときの鈍い光もかっこよくて渋い。
主な仕様は下記の通り。
- ガラス素材 ハードレックス
- ケースサイズ 外径: 39.7mm × 41.7mm、厚さ: 8.9mm
- 機能 時刻表示 (時・分・秒)
- 時間精度 ±20秒/月
- 電池寿命 約3年 SB-AG (SR621SW)
- 防水 日常生活用強化防水 (5気圧)
ダイアル部分のアップ。ケースは六角形、ダイアル部分は三角形と円の幾何学で構成された構築的なデザイン。分かりにくいですが秒針もちゃんとあります。
僕みたいな建築・インテリア系のデザイナーは特に好きそう。
ガラスに関してはハードレックスというSEIKOの独自ガラスが使用されています。詳細は不明ですがミネラルガラスに強化処理を施した仕様とのこと。
防水に関しては5気圧までの日常生活用強化防水となっています。
またケースの厚みは薄め。約8.9mmとなっています。
シャツを着たときに袖口に引っかかる感覚がないのは良いですね。
リューズは六角形の一部に隠れています。
スポーツウォッチではないので特にそのほかの機能はありません。
ベルトはステンレススチール。
ケース部分同様薄くてしなやかです。肌へのタッチも柔らかい。
特にキーボードを打つときは薄いベルトの方が良いですよね。
オリジナルパッケージも六角形。
ISSEI MIYAKE(イッセイミヤケ)の腕時計は著名デザイナーとのコラボウォッチばかり。
時計のコンセプトに合わせてパッケージもモデルによって違うのも特徴。
六角形の時計なので六角形のケースという直球なアプローチですが、まさにROKUのかっこよさを体現したような箱です。
過去にはISSEY MIYAKE WATCHのTO(ティーオー)とO(オー)も当ブログで紹介しています。
この2つも未だに現役で使用しつづけているおすすめの腕時計ですよ。
【ISSEY MIYAKE TO レビュー】要素を削ぎ落とす!素材感を活かしたスタイリッシュな腕時計。
この記事のまとめ。
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ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)の腕時計は毎回大物デザイナーとのコラボばかりで、新しいプレスが出るたびに誰がデザインしたのか注目して見ています。
どのデザイナーの時計もやりすぎない個性がかなり魅力的で、全部好きなんですがその中でも特に気になっていたROKUを購入しました。
独特の形状で少しデザイン的な主張がありつつ自然に使えますね、また今回は金属バンドにしたので夏の時期でも革よりは使いやすそう。
ROKUの発売自体は2020年6月なんですが、これから先の時代でも普遍的に使えるシンプリシティを備えていますよね。メンテ次第では長く愛用していけそうです。
シンプルだけど少しエッジの効いた個性が魅力的なファッションウォッチ、ISSEY MIYAKE ROKU。
モノトーン好きや幾何学パターンが好きな人など、僕と好みが近い人にはハマるアイテムだと思います。
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