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この記事では見た目のデザインも美しいハイレゾ対応イヤホン、SIMGOT EM2を紹介!
こちらはメーカー様よりご提供いただきました。
正直聞いたことのない中国メーカー様で、初見は美しいプロダクトをつくるなぁという印象。
まるでアクセサリーのような見た目のイヤホンで、見た目のインパクトで「おっ!」と思う人も多いんじゃないでしょうか。
実際僕も家に届いた時に「豪華だなぁ」とか「かっこいいなぁ」って思いながら開封してました。笑
もちろん音に関してもレビューしていますが、高音の伸びや粒立ちがしっかりとしており臨場感あるサウンド体験が可能!
見た目的にも音質的にも高水準なイヤホンです。
この商品の魅力は?
ストリングスなどの高音の余韻が心地よいサウンドが魅力的!
そしてプロダクトとしての美しさやディテール、そして付属品やパッケージのこだわりなども素敵なんですよね。
イヤーチップも2種類(低音重視 / 中高音重視)付属しており、気分や曲に応じて変更が可能です。
この記事の内容。
SIMGOT EM2のディテールと音の感想。
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高級感あるパッケージ。
ブラックの箱にイヤホンのイラストが描かれた高級感のあるパッケージで届きました。
今回ご提供いただいた洛神EM2は、SIMGOTイヤホンの中では低価格帯のアイテム(約13000円)。
オーディオ機器は上を見ればキリがないですが、ハイレゾを生活に取り入れようかなーという僕のような初級者には手が出しやすい金額ではないですかね。
右上の黄色いマークは、日本オーディオ協会(JAS)による「ハイレゾ・オーディオ」認証の証です。
イヤホンのイラスト部分はエンボスがかかっている上にグロス(光沢)加工がされているので、より一層高級感が出ますね。
製品名などの文字も光の反射でキラリと光り上質な印象。
最近はエコやコスト減のため簡素なパッケージの製品も多いので、がっつりつくり込まれていると期待値も高まります。
箱を開けるとさらに箱!
この箱もしっかりとしています。
中身は写真のような感じ。
この写真だとアクセサリーっぽい印象で、まだイヤホンという感じはしませんね。
付属のレザーケースが豪華。
付属品のレザー調ケース。蓋は弱めのマグネットで開閉するようになっています。
ガジェットを購入すると簡易ポーチが付いてくることはよくありますが、ここまでちゃんとしたモノは珍しいですね。
イヤホン本体だけでなく、カメラのバッテリーとかを入れる小物ケースにも使えます。
個人的にはブラックだとさらによかったんですけど…
中を開くとイヤーチップ。
こういった方法で収納されているのも珍しいですね。…というか初めて見ました。
普通は透明な袋に入っていていつの間にか失くしたりするんですが、これなら紛失の心配もなさそう。
ちなみにイヤーチップは2種類 × 3サイズの展開。
左が低音を増幅させるタイプ(イヤーチップ2)、右が中音や高音を増幅してくれるタイプ(イヤーチップ1)。
ドライブ感のあるサウンドにしたいか、クリアで抜けのあるサウンドにしたいか…ですね。
先に書いてしまいますが、中音や高音を増幅してくれるタイプ(イヤーチップ1)が個人的に好みです。
各部のディテール。
まずはイヤホン本体。ケーブルは着脱式なので他の対応ケーブルを使用することも可能です。
アクセサリーのような佇まいで美しい…。
カラーは全部で5種類(パープル / ピンク / 緑 / 透明 / 透明なブラック)あり、どれも内部が透けて見えるスケルトン仕様。
僕が提供いただいたのは透明タイプとなります。
こちらが付属品のケーブル。
編み込まれたような見た目が特徴で、ケーブル同士が絡みにくくストレスも感じにくい。
高強度、高柔軟性、超低抵抗の弾力性ワイヤーを使用しているとのことなので、耐久性に関しても安心ですね。
ケーブルとイヤーチップを取り付けて見ました。
先端は少し固めで形が固定されており、シュア掛け(耳の上部から後ろにかけてケーブルを掛ける方法)が必須です。
ケーブルは細めなので、メガネをしていても違和感や不快感もなく使用できますよ。
イヤホンの使用イメージと音質。
実際に装着してみると写真のような感じ。シュア掛けのおかげで見た感じもスッキリと。
耳へのフィット感も良くずり落ちしないので、外れる心配はもちろんなし。
見た目の主張はそこまで強くないですが、どこかファッショナブルな印象を受けますね。
音に関しては素人耳での意見ですが、まずは音の広がりや伸びは申し分なく臨場感が良き!
イヤーチップの効果もありますが、高音の音がキレイなグラデーションのように音が消え入る直前まで耳に伝わります。
特にストリングスの余韻が心地よい…。
尺八など和楽器の繊細な鳴りも音の粒立ちが良く、割とどんなジャンルでもソツなく聴かせてくれますね。
ちなみにmoraミュージックストアにエクスペリアのCMで流れている曲(VOICESって曲名のようです)のハイレゾ音源が無料配布されているんですが、聴き比べに良い音源かと思います。
というのも同じ曲展開でピアノバージョンやストリングスバージョン、そのほかハーモニカなど多種多様な楽器を使用したverがあるので、「この楽器のこの音はこんな風に聴こえるんだな」というのが分かりやすいですね。
僕は普段ワイヤレスイヤホンで非ハイレゾ音源を聴くことの方が圧倒的に多いので、より良いと感じやすい部分はあるかもしれません。
※イヤーチップは中音や高音を増幅してくれるタイプ(イヤーチップ1)を使用しています
ハイレゾ環境は最低限の状態。
僕は普段ハイレゾで音源を聴かないので、最低限のハイレゾ環境で聴いてます。
まずは写真のCreative Sound Blaster Play! 3というオーディオインターフェイス(最大24bit/96kHzまでのハイレゾ再生に対応)。
1500円程度の低価格アイテムのため、32bit対応していないことやホワイトノイズが多少あったり…と気になる点はありますが、とりあえずハイレゾ音源を聴けるようにということであれば十分です。
またMacを使用しているので、VOXというハイレゾ対応ソフトウェアを使用。
こちらは無料のアプリです。
参考 「VOX: MP3 & FLAC Music Player」Mac App Store
この記事のまとめ。
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ワイヤレスイヤホン全盛期の今、あえて有線タイプを使うという選択をするにはそれなりの理由が必要なはず。
一番は音質、ついで紛失の問題などになるかと思うんですが、SIMGOT EM2はハイレゾ環境をつくれるのであれば持っていても良いと思えるイヤホン。
高音の伸びが良く高解像度の音源を聴いていると、非常に気持ちが良いんですよね。
また耳への圧迫感や音の味付けも少ないので、長時間のリスニングでも苦にならないですよ。
音楽を聴くことの楽しさを再認識させてくれたハイレゾ対応イヤホン、SIMGOT EM2。
音はもちろん、プロダクトとしての美しさやファッショナブルな印象も良く、おしゃれかつ高機能なイヤホンでした。
それではまた!