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実は以前にLAMY safariの記事を紹介してから万年筆に目が行くようになりました。
ただ万年筆自体が高額なモノですし、ほいほい買えないのでインクを買えてみようかなーと街をブラブラ。
そこで神戸インクを発見し購入。
存在は知っていましたが、まじまじと見たことははじめてでした。
カンタンに説明すると、神戸の各地域をイメージした色のインクです。
正式名称はKobe INK物語。
2007年に販売された「六甲グリーン」から約70種類!を展開しています。選びたい放題ですね。※執筆当時
神戸在住であれば、思い出のある地域やあこがれの地域を選ぶ。他府県の人であれば単純に色の好き嫌いで決めてもいいと思います。
万年筆って好きな人以外には馴染みのない道具ですが、自分の好きな思い入れのあるインクにするだけで、こんなにも使いたくなるんだ!という発見もありました。
この記事では、神戸インクを紹介するとともに、コンバーターを使ったインク吸入方法も記事にしていきますね。
下記WEBサイトで色見本を見ることができます。
参考 Kobe INK物語ナガサワ文具センター
・神戸の各地域をテーマにしたインク
・神戸のおみやげとしても
この記事の内容。
神戸インク 第3章「旧居留地セピア」をチョイス。
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神戸のライングラフィックが特徴の箱。
パッケージは全色共通で、シックなデザインの箱。
フロント部分には神戸を代表する場所として、ハーバーランドのライングラフィックが。赤い部分はポートタワー。
インクの容量は50ml。金額は1.800円(税抜)なので、LAMYのボトルインクと比べると割高ではあります。
僕が選んだのは、旧居留地セピア。
僕が購入したのは第3集「居留地セピア」。
神戸について詳しくない人は知らないと思いますが、旧居留地というのはレトロな風格ある西洋建築が並ぶ街。
12月にはルミナリエも行われているので、観光で来たことがある人は知ってるんじゃないでしょうか。
現在はハイブランドの店舗が多く並び、神戸=ファッションという図式を広めた場所でもあります。
そんな上品でオシャレな町並みをイメージしたセピアカラー。
僕は普段遣いをしたい&好きな地域ということで、落ち着いた品のあるこの色に決めました。
居留地の町並みは本当におすすめですよー。観光でもぜひ行ってほしいところでもありますね。
神戸インクを吸入していく手順。
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1.コンバーターのピストンを下げる。
LAMY safariで使えるコンバーターを用意します。僕はAmazonで購入。
上部の赤いつまみを回して、中にあるピストンを一番下まで下げます。
2.万年筆にセット。
ピストンを最下部まで下げて、万年筆本体に取り付けます。
以前の記事で紹介したLAMY safariに取り付けると写真のようになりますね。
クリアボディの万年筆を使えば中のインクや上部の赤いつまみも見えて、個性的な見た目になります。
3.ボトルに沈めて吸入。
後はペン先をボトルに沈めて、上部にある赤色のつまみをさっきとは逆方向に回します。
そうするとインクがどんどん吸い込まれていきます。
このときに気を付けなければいけないのが、ペン先をボトルの底につけないこと。
ペン先は繊細。傷んでしまう可能性があるので注意が必要です。
4.余分なインクを拭き取る。
十分吸い込んだらペン先やボディについたインクを拭き取ります。
インク吸い取り紙というものが付いているボトルインクもありますが、神戸インクには付いていません。
僕はティッシュで拭いちゃいます。あとは万年筆を組み立てて終わりです。
神戸インクで実際に書いてみて。
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落ち着いた品のある色。
線で書く分には濃いブラウンのような色です。ブラックやブルーより柔らかい雰囲気。
下の写真は指に付けて紙に書いてみました。面で見るとより色味が分かりますね。
仕事でもプライベートでも悪目立ちしないセピアカラー。
使いやすい色なのでブルーとかブルーブラックに飽きた人にもおすすめです!
この記事のまとめ。
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僕もLAMYボトルインク(ブルーブラック)を使っていたことがあるのですが、当時は吸入がめんどうで使わなくなったんですよね。
今回は自分が住んでいる地域(に近い場所)ということもあり、色に愛着もわきますし、ちょっと珍しい色味。
これからはこのインクを使うためにも使用頻度が増えそうです。
好きな地域のカラーを増やしていくのも楽しそう。
カラバリも豊富なので、誰でも1色ぐらいは好きな色があるんじゃないかなーと思いますね。
色で神戸を表現したインク。
神戸が好きな人、詳しく知らない人も試してみてはどうでしょう。
各地域の色を見た後で街を歩いても楽しそうです。
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この記事で使っている万年筆。
定番中の定番、LAMY safari。
長年使っているLAMYの万年筆。
価格、デザインも高水準でまとまっていてロングセラーデザインといわれるだけはある一品。
初めての万年筆としても使いやすいので、おすすめな理由も記事にしています。
同じ形状でボールペンもあります。
この記事を書いた時はカートリッジ(ブルーブラック)を使用していました。