この記事では身体への負担を軽減してくれる卓上傾斜台、ANGLE10をレビューしています。
こちらはメーカー様よりご提供いただきました。
卓上傾斜台というとちょっと見た目が好みじゃないものやオフィス感が強すぎるモノが主流だと思うのですが、このANGLE10は自宅にも馴染むスタイリッシュさが特徴。
身体への負担を軽減するという機能と見た目の良さが両立されている珍しい製品だと思いましたね。
約3週間程度使ってみたので、僕の使用方法や環境も交えながらレビューしていきます。
この商品の魅力は?
最大の特徴は姿勢改善による身体への負担軽減。これが想像よりも個人的に効果を感じました。
またミニマルかつ削ぎ落とされたデザインや機能性も非常に魅力的です。
デスク環境を機能的にしたい。でも見た目もこだわりたい。という人にとっても良い選択肢の1つになると思いますよ。
この記事の内容。
ANGLE10の仕様と感想。
一枚の板を曲げてつくられたミニマルデザイン。
3mmのアルミ板に10°の傾斜角度がついている。製品の全体像としてはこれだけです。
ロゴや装飾はまったくなくミニマル。潔いデザインとなっています。
主な仕様は下記の通り。
- サイズ W560mm×D449mm×H82mm
- 重量 2.6kg
- 許容積載量 5kgまで
- 傾斜角度 10°
- 素材 アルミ3mm厚 サンドブラスト アルマイト仕上げ
- 付属品 専用マット(再生塩ビ 1.5mm厚 軟質 ノングレア)
実際に僕が仕事で使っている環境です。リモートワーク中なので自宅で使用中。
僕が使用しているデスクのサイズはW1500 × D750で自宅用としては少し大きめとなっています。
ノートPCで使うならもっと小さくても問題なさそうなんですが、デスクトップや外付けモニターと使うならD700ぐらいはマスト。
ANGLE10自体のサイズも大きくて存在感は強めです。実際に購入する前にサイズ感や使用環境に適するかはしっかり検討したほうが良いですね。
金属の曲げ加工の美しさにも注目。低価格のモノだとこういった部分は別パーツで構成されていることも多いと思います。
継ぎ目のない一枚の板からできているというこだわり感も所有欲を刺激してくれますね。
全体のサイズはW560mm × D449mm × H82mmと大きめ。
写真ではA3サイズの紙を乗せてますがまだ余裕があります。紙図面とかよく使う人にとっては嬉しいポイントです。
サイズのバリエーションはないので、もう少し小型のタイプとかがあってもよいかなとは思いますね。
中央には控えめなストッパーもあります。ペンその他のモノの落下防止ですね。
好みが分かれそうですが、この部分は個人的にはなくてもよかったのかなと思います。タイピング時に腕に当たるときがあるので多少気になるかなという感じ。
表面はサンドブラストをかけた少しだけひっかかりのあるマットな質感。ベタつく感じは全くなくさらさらとした肌触りで気持ち良い。
またアルマイト仕上げによる高い耐摩耗性も特徴。質実剛健な仕上がりで長く使うことができる一品です。
四隅はRがかかっておりなめらかな仕上がり。
不注意による怪我や天板に傷つけたりということもなさそう。
底部には滑り止めがついているので、タイピングや筆記時にもズレやブレがなく安心して使えます。
ANGLE10を使ってみた感想。
約3週間ぐらい使ってみての感想です。
作業中に劇的な効果を感じることはあまりないですが、集中して作業が終わった後が特に効果を感じやすいですね。
仕事にしてもこのブログ執筆にしても、1つの作業が終わった後は腰と首がバッキバキになってました。それが以前と比べるとだいぶ軽減され負担が減ったと感じます。
たった角度10°。されどこの10°。ほんの少し姿勢が変わるだけでいろいろと変わるもんですね。
またしっかりとつくられており、強めのタイピングや多少の力を入れる程度ではびくともしません。
左右の高さズレもなくガタツキ感もなし。安定感がかなり良いので安心して使える部分も気に入ってます。
ANGLE10の使用イメージや用途。
1. キーボード + メモ帳や資料類
僕はMacBook Proを外部ディスプレイに接続しているので、この使い方がメイン。
仕事関連や参考資料がある場合はこの使い方をすることが多いですね。
ただある程度デスクの奥行きがないとしんどいと思います。僕の場合は奥行750mmでちょうど良いかなと言う感じ。
2. キーボード + iPad
このレイアウトでもたまに使います。iPadをsidecar機能でペンタブ代わりに使うことがたまにあるんですよね。
iPadをメモ帳として使うならこれをメインの使い方としても良いかも。
3. ノートPC + メモ帳や資料類
頻度は少ないですがノートPCをメインとして使う場合。
この使用方法がメインの場合、デスクの奥行きもANGLE10本体分(450mm)以上あればOK。
4. 書類記入用の台として
表面は平滑でペンの滑りもなめらか。役所に手書きで出さなきゃいけない書類や資料への書き込みなども安定感がある状態で行えます。
A4サイズの紙を2枚置いてもスペースが余るので、参考資料も置いておけますし、余裕をもって書類記入が可能。
5. 小物や書類の隠し収納として
あと個人的に重宝している部分なんですけど、下部の隙間が簡易的な収納にもなります。
表に出しておきづらい書類、よく使う小物などを表からは見えないように隠すことができますよ。
僕はコンパクトミラーだったりウェットティッシュを入れてます。
専用マットが付属してます。
付属品として専用のマットも付属しています。このマット自体も装飾は一切なくミニマルな仕上がり。
説明書きのシールもついてますがこれはカンタンにはがせます。
マットの使用は必須ではないですが、使うことでいくつかメリットがありますね。
1. モノが滑りにくく安定する
一番のメリットはここかなって思います。
ペンやキーボードなどの位置がより安定しやすく滑ったり転がりにくい。
マットがなくても安定感は十分あるんですけど、より機能的にするならマット有りのほうが良いですね。
2. 不快な音を軽減
モノを置いたときの硬い音や、金属の擦れる音を防ぐことも可能。音に敏感な人にはマット使用がおすすめです。
僕ももしオフィスで使うなら他の人に配慮してマット使用しますね。金属製のペンを雑に置いたときは甲高い金属音がします。
3. 一時的な書類を挟める
すぐに使うような書類をとりあえず保管できます。水濡れも防げるので機能的。
書類だけじゃなくても、自分の好きなアートのポストカードをランダムに配置したりとか、自分なりの簡易カスタマイズができるのもポイントですね。
ただせっかくのミニマルな見た目を損なうので、この使い方は僕的にはやらないかな。
4. アルミのひんやり感を防ぐ
冬場は特に感じやすいかもですが、アルミ特有の触れたときのひんやり感を軽減できます。
ただオフィスや家の中であればエアコンを使っていると思うので、そこまで気にしなくても良さそう。
僕的にはひんやり感が好きなのとマットが無いほうがかっこいい印象になるので、使用せずにそのまま使っています。冬になったら使うかも。
5. ANGLE10本体の傷防止
アルミで金属製で質実剛健。とはいえ使用しているとどうしても傷はついてきます。サンドブラスト加工がされているので目立ちにくくはなってますね。
僕みたいに傷とか気にしない人なら良いのですが、クリーンな状態を保ちたいって人はマットを使用したほうが安心。
またマットだけであれば安価で購入も可能です。
実店舗で試すことも可能。
実店舗は東京の浅草橋。WORKAHOLICという名前です。
オフィスチェアが中心のようですが、ANGLE10やフットクッションなどのアイテムも取り扱いあり。
僕も行けてないので近くに行く際は寄ってみようと思います。
※現在は来店予約が必要なようです
参考 SHOP INFOWORKAHOLIC
この記事のまとめ。
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最初は卓上傾斜台ってそもそも必要かな?という疑問から始まったのですが、実際に使ってみるとこれが便利というかちょうど良い。
導入したての頃は姿勢が崩れてしまうことが多かったですね。ただ使っていくうちにANGLE10自体に慣れて自分の心地よい姿勢が決まってきたように感じます。
1点注意としては、サイズは大きめなので自宅やオフィスのデスク環境と相談してじっくり考えるのがおすすめです。関東住まいの人であれば実店舗で試してみるのが一番ですね。
今までの身体のバキバキ感が正常じゃないということが分かったのも、個人的には大きな収穫でした。
使って初めて効果や便利さが分かる卓上傾斜台、ANGLE10。
まだまだリモートワークも続きそうな社会状況ですし、身体への投資と思って導入してみてはどうでしょうか。
もちろん自宅だけではなくオフィスでも活躍してくれると思いますよ。
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