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1つのバックパックで旅行、仕事、遊びすべてがまかなえる…そんな理想を実現できるバックパックが現れました!
それがOneという名の衣類圧縮機能付きバックパック。今回はメーカー様からお声がけいただきレビュー用にご提供いただきました。
バックパック Oneは洋服圧縮機能&スペース分割構造が特徴の、大容量かつコンパクトなアイテム。これ1つで旅して働けるというコンセプトのバックパックです。
ワーケーションや旅行、休日のお出かけなどすべてのシーンで使える万能性を持ちながら、日常に取り入れやすい見た目を兼ね備えてます。
日常と旅をシームレスに行き来できるバックパックということですね。
今回は2〜3週間程度使用してみてのレビューをしていきます。
バックパック「One」仕様と機能
全体のデザイン。
シンプルですっきりとしたデザイン。良い意味で特徴はなくという印象ですね。
ちなみに機内持ち込みも可能なサイズに収まっています。
- サイズ(ケース) H 46cm × W28cm × D13cm (+圧縮部分 10cm)
- 重量 1.4kg
- 素材 表地:CODURA® Ultralight(シリコンコーティング)、ポリエステル、ナイロン
- 裏地 ナイロン ※全て撥水性のある素材を使用
基本的に装飾の少ないバックパックですが、表面にはロゴネームが。
素材はマットでラバーっぽい。
表面の素材は「シルナイロン コーデュラ®」というシリコンコーティングしたコーデュラナイロン。表面には格子柄の模様もうっすらと見えます。
撥水性はもちろんのこと、傷や汚れにも強く丈夫。汚れがついたりしたときもタオルや濡れたティッシュでサッと落とすことができました。メンテナンス性にも優れています。
見た目的には少し光沢もあり少しスポーティな印象。色がブラックな分カジュアル過ぎずといったバランスが取れていると思います。さわり心地もつるつるしていて気持ちいい。
背負った感じは写真のように。
いかにもアウトドア、旅行用という印象もなく日常に溶け込むデザインになっていると思います。
老若男女問わず使えるシンプルな見た目なので、どんなシーンでも使いやすく着る服も選びません。
各部収納の詳細。
1. PC・タブレット収納
まずはPCの収納部。16インチのMacBook Proも入ります。
厚みがあるものは入らないので、PCやタブレット、A4クリアファイルの収納がメインとなります。
2. ペットボトル・折りたたみ傘収納
ペットボトルや折りたたみ傘がすっぽりと入る部分。アクセスもしやすい場所で使用頻度は高め。
そのほかにもカメラのレンズも入りますね。
ただ傘は種類によって入りません。特に僕も持っているようなワンタッチ開閉機能付きの傘だと難しいですね。
3. 下部メイン収納
奥行きと幅のあるメイン収納。ポーチとか本やガジェット類をまとめて突っ込んでおくのに良さそう。
中は見渡しにくいので、細々としたもの入れるのには向いてませんね。
4. 上部収納
見渡しがよくアクセスもしやすい雑多スペース。この収納によく使うものを入れておくのが使いやすい。
ファスナーやポケットもありますし、ある程度厚みのあるものでも入ります。自然と使用頻度が一番高くなる収納じゃないでしょうか。
上部に重いものを入れたほうが軽く感じやすいということなので、写真のようにカメラやレンズを入れておくのもおすすめですね。
5. シークレット収納
背中が当たる面にはシークレットポケットが1つ備わっています。
パスポートとか長財布などのなくしたら困るもの、その他にもすぐに出したいメモ用具一式などを入れておくのに良いですね。
6. 下部拡張収納
本体の収納は十分ですが、収納を少しだけ拡張することも可能。
本体底部にメッシュ収納が隠されており、汚れたものや濡れたものを別に保管しておくことができます。
使用頻度はそこまでないですけどあると助かる機能ですね。
収納にもこれだけ種類があるので、最初のうちは使い分けにちょっと戸惑うかも。
最大の特徴 / 衣類圧縮収納。
最大の特徴となる衣類圧縮可能な収納。
旅行のときに着替えを入れておくのはもちろん、ジムに行くときの衣類やタオルスペースとしても良い。
スーツケースのようにガバっと開くのでパッキングも取り出しもカンタン。
使い方は特に難しいことはなく、ファスナーを開いて衣類を詰めます。
もりもりはみ出すぐらいに詰めます。
押し込んでファスナーを閉めるだけ。これだけで圧縮して収納が可能。
結構パンパンになりました。あまりに入れすぎるとファスナーが固くて閉めるのが大変になります。
衣類圧縮スペースの中にはファスナーもあるので、一度来た服とか下着類などを分けて収納可能。
これも複数泊するような旅行のときに役立ちます。
たぶん限界と思われるまで荷物を入れてみました。入れすぎると圧縮部分のファスナーがかなり固くなり閉めるのが難しくなります。
見た目は変わらずシンプルで日常に溶け込むデザインですが、マチが広がって旅行者感が出ましたね。マチは元々13cmですけど、20cmぐらいになりました。
客観的に見ると結構大きい。結構な量の荷物を入れてますが実際に背負った感想としては、想像以上に軽く感じます。
常にこの状態だと日常生活での使用も難しく感じますが、普段はスマートなのに最大限ここまで拡張できるという可変性がポイントです。
こちらは公式の写真となります。ここに載っているものは全部Oneに収納可能です。
その他のディテール。
チェストストラップ
チェストストラップは取り外しが可能。
荷物の重さを軽減する効果のあるチェストストラップですが、あまり使用しないし見た目的に邪魔に感じる人もいるはず。僕もそうですね。
旅行時にはあったほうがよいですけど、普段の生活シーンでは取り外して使うことで見た目をよりスッキリとさせることができます。
スーツケース用ストラップ
バックパック1つで旅行可能なOneですが、長期旅行の際にはスーツケースがあったほうがもちろん便利。
その際にも取っ手部分に差し込んで固定することができます。
最近のバックパックであれば標準的についている機能ではありますね。
ファスナーストラップ
すべてのファスナーにHOLICCロゴのある取っ手付き。
ファスナーが多いバックパックなので見た目的にはちょっとノイズになるかなという印象ですが、取っ手部分が延長されるため開閉はかなりしやすいです。
またファスナーの滑りに関してもスムーズで引っかかりは感じませんね。
ショルダーベルト
ショルダーベルトは少し太め。
クッションの厚みもしっかりあり荷物が多い状態でもしっかりと支えてくれます。
自立する
細かな点ですが荷物が入っていなくても自立します。
Oneの気になる点。
1. 少し重い (1.4kg)
これ1つで旅から仕事までできるというコンセプトのため、様々なギミックが備わったOne。
そのギミックが多いためなのか、バックパック単体で1.4kg程度あります。最近はレザー製でも1kg未満のバックパックもあるので、やはりちょっと重めかなとは感じます。
2. 少し縦に長い (46cm)
見た目は一般的なバックパックと差異がないですが、少し縦長。
縦の長さは46cmで、これは数あるバックパックの中でも長めだと思います。普段は気にならないですけど電車などで座って持つときに少し気になる。
3. 使う人の整頓力が必要
Oneはポーチいらずで使えるぐらい収納が豊富&分割されていて便利なんですけど、それと同時に使う人の整頓力のようなものが求められるかなと感じました。これは意外と盲点。
通常のバックパックと異なり大きな収納がズドンと1つあるわけではなく、用途を絞った小〜中程度の収納が集まっています。収納できる部分も多いし小分けできる内側ファスナーなどもあるので、ものの定位置を設定して使える人に向いています。
なので自分がどこに何を入れているかという認識がないと、荷物が迷子になりやすい。普段から旅をしている人ならパッキングは得意そうなので問題ないのかも。
バックパック「One」 まとめ
ということで今回は明確なコンセプトと多機能が魅力的なバックパック、Oneをレビューしました。
僕は旅行時にバックパックと折りたたみの小型ボストンで行くことが多かったんですけど、これからはOne 1つで大丈夫そう。
また気になる点でも書きましたが、高機能すぎて使う人の技量を選ぶ面はあるかなーというのは感じましたね。何も考えず使えるようなものではなく、ある程度ルール決めして使わないと本来の価値を引き出せないように思います。
次は夏休みの旅行のときに使ってみて、新しい気付きなどがあればこの記事で追加レビューしますね。
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