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今回は2022年4月9日にリニューアルした国立西洋美術館へ。
しばらく東京以外に住んでいたので何年ぶりに行ったかわからないレベルですが、久しぶりに行ってきました。上野に行くこと自体が久々です。
国立西洋美術館は建築やインテリアに興味がある人ならだれでも知っている美術館。世界三大建築家の1人ル・コルビュジエの建築で、日本でコルビジェの建築を見ることができるのはこの国立西洋美術館のみ。世界文化遺産の1つでもあるのでその点でも有名だと思います。
今回はちゃんとカメラを持って写真におさめてきたので、ざっくりと写真と文章で紹介していきます。
使用カメラとレンズ。
国立西洋美術館 (リニューアル後) の写真
前庭と外観。
早速ですが国立西洋美術館にやってきました。
4月の中旬ごろ。天気もよく人もかなり多い時間帯でした。
上野は他にも東京都美術館(設計:前川國男)など見どころの多い建物も多く、良いスポットですね。
国立西洋美術館 = The National Museum of Western Art 。略してNMWAのロゴ。
正面の全体写真。
彫刻「カレーの市民」と国立西洋美術館。
少し角度を変えて斜めから。
近代建築の五原則の1つ、ピロティ。
今回のリニューアルで大きく変更された前庭部分。
基本的には開館当時の設計意図の状態に戻しているよう。以前の状態に比べ緑が減り彫刻の配置が変わっています。
より開放的な空間になりました。
モデュロール(体の寸法と黄金比から作った建造物の基準寸法の数列)による、前庭の床目地。
玉石が埋め込まれた外壁のパネル。
ロダンの「考える人」。前庭の隅の方に移動されていました。
「弓をひくヘラクレス」。
一番人気というか有名な「地獄の門」。完全にフォトスポットになってましたね。
国立西洋美術館の内観。
まずは常設展の入り口。天井が高く広々とした19世紀ホールです。
三角形の切込みからは柔らかな自然光が差し込んでいます。
水平に連続した窓。こちらはおそらく人工光。
建築模型もありました。
三連続のスロープ。登るにつれ視線が変わることで空間の変化を確認しながら楽しむことができます。
手前にある柱は木の型枠にコンクリートを流して作られており、木目がはっきりと見えるのが特徴。
2階の展示室へ。
基本的に写真はOKですが、作品によってはNGなものも少々あります。そういったNGのものは映らないように考慮する必要がありますね。
こちらにも連続した窓による照明。これも現在は人工光のみで照らしているようです。
本来は自然光と人工光のハイブリッドらしい。
ここにも木目が美しい柱。
床面に反射した外の景色も良いですね。
円形のトップライトが目を引きます。
版画のエリア。
ロイヤルブルーの壁面が印象的です。
館内がメインですが外の景色も所々で見れるので、なるべく天気が良い日に来たほうが楽しめますね。
1階へ降りて彫刻展示室へ。
ル・コルビュジエの絵画や彫刻も展示されています。
場所は上野駅から徒歩数分。すぐ近くなので迷うことはないはず、
入場チケットは現地でも購入できますが、オンラインチケットを事前に購入しておくとスムーズです。
参考 国立西洋美術館|オンラインチケット販売
国立西洋美術館 (リニューアル後) まとめ
という感じでざっくりですがリニューアル後の国立西洋美術館をレポートしました。2020年の10月から約1年半の整備を経てやっと入れるようになりました。
大きく変化を感じられるのは前庭部分で、以前よりは広々としています。ただ植栽が減り少し無機質な印象になった感はありました。設計当初の状態を再現しているとのことなのでこれが正しい状態だとは思いますが。
あと無料開放エリアや絵画の数も増えているみたいですが、建築メインで見に行っているのであまりわかりませんでした。ただ一度行ったことがある人でも1年以上ぶりに見るわけなので楽しめると思いますよ。
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使用カメラとレンズ。