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僕は現在、インハウスデザイナーとして勤務している訳ですが、インハウスデザイナーになりたいとか、そもそもなにそれ?って人もいるかと思います。
インハウスデザイナーのほうがメリットが多いです!
この記事の内容。
インハウスとデザイン事務所を比較。
就職や就職先を選ぶときに重視されやすい9つの項目で比較しました。
ほぼ定時上がりで、残業はかなり少ないです。
ただ労働時間が短い=楽なわけではないので効率的に仕事をしないといけません。
自分の時間も多く確保できますし、帰りにスーパーに寄って買い物をしたりご飯も行けます。友人との予定も合わせやすいのも魅力ですね。
デザイン事務所
毎日残業はあります!定時上がりなんて年末と年始ぐらいでした。
終電帰りや徹夜が多かったので、平日に関してはほとんど会社にいる状態になり、お金を使うこともあまりありませんでした。
ただ平日帰りにどこかに寄ったり、遊びに行くというのはほぼ不可能でしたし、平日の誘いは基本的に断っていました。
給与は確かに安定していると感じます。
デザイナーは確実に複業はしたほうがいいですね。
生活はできます。というよりもデザイン事務所
最初の2年程度は激安!僕は1年目の手取りは15万円ぐらいでした…(交通費1.5万入れてです)
ただ給料の上がり幅も大きく、昇給は社長だけの評価次第だったので成長していると認められれば給料面に関しても不満は解消されるかと思います。
裁量は大きいです。
ただ従業員が多い分、社内調整や稟議などは必要になるので回りくどいとか動きが遅いなーと思うことは多々あります。
デザイン事務所
こちらも裁量は大きいです。
一年目から好きにできるわけではないですが、自分の意見も大きく反映されますし、案件の担当者になれば、自分が中心となって仕事を進めることができますよ。
そこで結果を出せば、また次の仕事へとどんどんつながっていくので、自分がステップアップしている感はかなりあります。
デザインに対する知識と経験がない人が多くを占めるので、納得してもらうのに苦労はします。
デザイン事務所
全員がデザイナーなので、デザインに対しては真摯な気持ちを持っていました。
また、デザイン事務所にいるような人はデザインが好きで仕事をしているので、熱量がものすごいです!
ちょっと調子が良くない日でも、そういう方に引っ張られて良いパフォーマンスを出すことができた経験もあります。
もちろん聞けば教えてもらえますが聞く相手自体が少なく、内容によっては自分が一番詳しい人の可能性が高いです。
タスク量や時間的に厳しいと伝えれば調整もしてもらえますし、ボリューム感が大きい案件は外部の制作会社へおまかせすることもできます。
ただ急な仕事で今日中にやってほしいと言われたり、イレギュラーな事がおきて対応に追われるなんてこともあるのですべてが計画どおりにはいきません。
言えないですよね。
実際、間に合いそうにないとか納得できるデザインができない!となると終電or徹夜というのが当たり前でした。
他の社員と同じなので、住宅補助等も規定はありますがちゃんとでてます。
ただ住宅補助はなかったですねー。
また全額会社持ちというのも一人暮らしには嬉しいです。
平日の午前2-3時ぐらいまで飲む人ばっかだったので、次の日はかなりしんどいです。
キャバクラやラウンジなどにもよく連れ回されていたので、そういうのが苦手な人にはなかなかツライ職場だったと思います。(それが原因で辞めた人もいました)
デザイン事務所の一番のメリットはこれかもしれません。
この記事のまとめ。
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ポイントで見るとインハウスのほうが少し高いですね。ただデザイン事務所が劣っている。といってる訳ではありません。
今でも思い出すとツライ記憶のほうが多いですが、そこで得た経験は、間違いなく今も自分のデザインを支える柱となっています。
特に成長スピードに関してはデザイン事務所のほうが圧倒的に早いです。
また友人談によると、今は働き方改革の影響もありデザイン事務所でも残業は少なくなったほうとは言っていました。
どっちがいいの?と聞かれたら「僕はインハウスが合っている」と答えますが、正解は存在しないですし、数年前だったらデザイン事務所のほうがよいと思っていました。
デザイナーとしてのキャリアを悩んでいる方には、どんな風に仕事をしてどうなりたいのかを大切にしてもらいたいのです。
この情報がぜひ参考になればと思います。
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